札幌医科大学医学部 解剖学第二講座

前述の案内でだいたいのことはおわかりいただけたと思いますが、白菊会は、会員自身の生きている間に何かをしようという団体ではありません。天寿を全うした後、医学の発展と良医の育成を願い「無条件?無報酬」という謙虚で美しい心から献体しようと発意したひとたちの集まりです。

入会するためには、まず肉親の方々に相談して下さい。皆さんから賛成が得られましたら入会申込書に必要事項を記入し、下記までお送り下さい。

※札幌医科大学白菊会では、入会を満70歳以上のかたに限らせていただいています。

登録が完了しますと会員証をお送りいたします。会員証には携帯用の「小」と自宅の目のつきやすいところに掲げていただく「大」の2種があります。この大きい会員証の裏面には、「会員死亡の際にしていただくこと」として連絡先や、ご遺族の方々にお願いすることが印刷されています。

死後に腎臓や眼球（角膜）を摘出した場合のご遺体は、大きな血管が損傷され遺体の防腐処置ができなくなりますので、実習教材として使えなくなります。従って、献体にするか、臓器提供にするか、どちらかにしていただかなくてはなりません。
なお、臓器提供の登録は本会では扱っていませんのでご了承下さい。