札幌医科大学開学70周年(創基75周年)について
札幌医科大学は、2020年に開学70周年(創基75周年)を迎えます
学長からのごあいさつ
1950年(昭和25年)に開学した札幌医科大学は本年6月に70周年を迎えます。前身の北海道立女子医学専門学校の創立からすると創基75周年となります。この間、1993年(平成5年)には札幌医科大学衛生短期大学を基盤とし、3学科(看護学科、理学療法学科、作業療法学科)から成る保健医療学部を開設しています。2007年(平成19年)からは北海道公立大学法人札幌医科大学として、医学部、保健医療学部から成る医療系の総合大学となり、大学法人としての新たな歩みを開始しました。
現在、札幌医科大学に在籍する学生は学部学生1,038名、大学院学生?研究生328名の数に及んでいます。学生教育に携わる教員は400名に達し、教員1人当たりの学生数などで評価される大学評価の教育リソース部門では、全国の全ての大学の中でも常にベスト10位に入る充実度を維持してきています。
札幌医科大学は、開学以来、「進取の精神と自由闊達な気風」、「医学医療の攻究と地域医療への貢献」を建学の精神に掲げ歩んできました。開学当時、歴史ある大学に先駆け「麻酔科学」、「心臓血管外科学」、「脳神経科学」などの講座をいち早く開設した事実は、本学の建学の精神である「進取の精神」を示すものと言えます。また、保健医療学部が4年制大学として開設されたのは道内で初めてです。
さらに、開学当時より「医学?医療の攻究」を目指すという建学の精神の下、時流に流されない長期的視野に立った研究、独創的な新しい領域を切り開くような研究が次々と生まれていることも、大いに誇るべきことです。その結果の1つが、本学で行われた研究の成果を保険診療としての実践を可能にした、骨髄間葉系幹細胞を用いた神経再生の治療です。
建学の精神のもう1つの柱の地域医療への貢献に関しては、北海道における最先端の医学と医療を担う優秀な人材を数多く輩出してきた、という事実があります。両学部の卒業生の数は現在までで約9,000人に及びますが、その大多数が北海道各地に深く根をおろし、最新の医学?保健医療学の知識や技術を医療の現場に提供してきました。毎年、2,000人以上の常勤あるいは非常勤の医師が地域の医療機関へ赴いて医療を実践している大学は他には稀です。本学が地方の一公立大学であるにも関わらず研究、医療の面で高い評価を得ている理由は、このように揺るぎない建学の精神を掲げ着実にそれを実践してきたことによると考えています。
札幌医科大学は、附属病院も含め大きく様変わりしています。2014年(平成26年)から始まった大学教育研究棟の新設工事、保健医療学部棟の新設工事と既存棟の改修工事、および附属病院西棟の増築、そして病院既存棟の改修工事が順調に進んでいます。附属病院の改修工事が最終的に終了するにはもう少し時間がかかりそうですが、大学関連の施設は2021年(令和3年)までに完成します。全てが完成すれば「医の知(いのち)」の殿堂に相応しい施設ができます。これを土台にして、70周年の先にある100周年に至る道を見据えた準備をします。
札幌医科大学は、建学の精神に沿い今後とも大学の使命である教育、研究、臨床の一層の発展を目標に邁進します。そして、北海道の病院として道民の皆様の健康維持にさらにお役に立つよう努力いたします。
現在、札幌医科大学に在籍する学生は学部学生1,038名、大学院学生?研究生328名の数に及んでいます。学生教育に携わる教員は400名に達し、教員1人当たりの学生数などで評価される大学評価の教育リソース部門では、全国の全ての大学の中でも常にベスト10位に入る充実度を維持してきています。
札幌医科大学は、開学以来、「進取の精神と自由闊達な気風」、「医学医療の攻究と地域医療への貢献」を建学の精神に掲げ歩んできました。開学当時、歴史ある大学に先駆け「麻酔科学」、「心臓血管外科学」、「脳神経科学」などの講座をいち早く開設した事実は、本学の建学の精神である「進取の精神」を示すものと言えます。また、保健医療学部が4年制大学として開設されたのは道内で初めてです。
さらに、開学当時より「医学?医療の攻究」を目指すという建学の精神の下、時流に流されない長期的視野に立った研究、独創的な新しい領域を切り開くような研究が次々と生まれていることも、大いに誇るべきことです。その結果の1つが、本学で行われた研究の成果を保険診療としての実践を可能にした、骨髄間葉系幹細胞を用いた神経再生の治療です。
建学の精神のもう1つの柱の地域医療への貢献に関しては、北海道における最先端の医学と医療を担う優秀な人材を数多く輩出してきた、という事実があります。両学部の卒業生の数は現在までで約9,000人に及びますが、その大多数が北海道各地に深く根をおろし、最新の医学?保健医療学の知識や技術を医療の現場に提供してきました。毎年、2,000人以上の常勤あるいは非常勤の医師が地域の医療機関へ赴いて医療を実践している大学は他には稀です。本学が地方の一公立大学であるにも関わらず研究、医療の面で高い評価を得ている理由は、このように揺るぎない建学の精神を掲げ着実にそれを実践してきたことによると考えています。
札幌医科大学は、附属病院も含め大きく様変わりしています。2014年(平成26年)から始まった大学教育研究棟の新設工事、保健医療学部棟の新設工事と既存棟の改修工事、および附属病院西棟の増築、そして病院既存棟の改修工事が順調に進んでいます。附属病院の改修工事が最終的に終了するにはもう少し時間がかかりそうですが、大学関連の施設は2021年(令和3年)までに完成します。全てが完成すれば「医の知(いのち)」の殿堂に相応しい施設ができます。これを土台にして、70周年の先にある100周年に至る道を見据えた準備をします。
札幌医科大学は、建学の精神に沿い今後とも大学の使命である教育、研究、臨床の一層の発展を目標に邁進します。そして、北海道の病院として道民の皆様の健康維持にさらにお役に立つよう努力いたします。
医学部長からのごあいさつ
保健医療学部長からのごあいさつ
附属病院長からのごあいさつ
開学記念事業の中止について
本年、本学が開学70周年(創基75周年)を迎えるに当たり、6月以降に予定しておりました開学70周年(創基75周年)記念事業につきましては、永利皇宫赌场,永利网上娱乐感染症(COVID-19)拡大の状況を受け、誠に遺憾ではございますが、中止することといたしました。
北海道の医療を担う基幹病院として、永利皇宫赌场,永利网上娱乐感染症(COVID-19)に対し、大学?附属病院をあげて、北海道、札幌市及び関連機関等と連携し、道民の命を守るべく取り組んで参る所存です。
このような社会情勢をご賢察のうえ、何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。(令和2年4月13日 開学記念事業実行委員会)
北海道の医療を担う基幹病院として、永利皇宫赌场,永利网上娱乐感染症(COVID-19)に対し、大学?附属病院をあげて、北海道、札幌市及び関連機関等と連携し、道民の命を守るべく取り組んで参る所存です。
このような社会情勢をご賢察のうえ、何卒ご理解くださいますよう、お願い申し上げます。(令和2年4月13日 開学記念事業実行委員会)
開学70周年(創基75周年)記念ロゴマーク
キャッチフレーズ
命と医の知の未来を創る。
開学70周年(創基75周年)の節目を記念して、今後、本学が更なる飛躍を目指す姿を伝えられるキャッチフレーズを学内で募集しました。
在学生?教職員から109点の応募があり、審査員による選考の結果、星野英里子さん(医療人育成センター研究補助員)と佐藤涼さん(医学部医学科3年生)の作品を組み合わせて採用することとし、上記のとおり決定しました。
札幌医科大学開学70周年(創基75周年)のあゆみ
メディア掲載等
HTB北海道放送 Biz.com北海道
2020年2月23日に、HTB北海道放送 Biz.com北海道にて、塚本理事長?学長による「開学70周年(創基75周年)記念のインタビュー番組が放送されました。
ぜひ、ご覧ください。
ぜひ、ご覧ください。