かちまい?札幌医大医療セミナー「お口からはじめる健康づくり」を帯広市で開催しました

　2024年9月25日（水）、十勝毎日新聞社との共催による「かちまい?札幌医大医療セミナー」を帯広市民文化ホールで開催しました。
　このセミナーは、本学と十勝毎日新聞社との包括連携協定事業の一環として開催しています。

　今回は「お口からはじめる健康づくり」と題し、医学部口腔外科学講座　宮﨑 晃亘教授が講演を行いました。
　宮﨑教授は、歯周病がもたらす病気や、オーラルフレイルを防ぐ大切さについて、わかりやすく講演しました。
　歯周病の最大の予防は「歯磨き」であること、また生活習慣の見直しや歯石除去など、専門ケアの大切さのほか、高齢者の死因の上位が誤嚥性肺炎であることをお話しし、口腔内の不衛生による歯周病により飲み込む機能が衰えることにより、発症リスクがあがることを図表を用いて解説しました。
　講演の終わりには、参加者からの質問にもお答えしました。当日は遠方からも来場され、参加者はメモを取ったり頷きながら熱心に聴講されていました。

　次回の十勝毎日新聞社との医療セミナーは、11月21日に医学部泌尿器科学講座　田中俊明　准教授が、「腎不全の治療は血液透析だけじゃない　身近になっている腎移植」をテーマに講演いたします。
　ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ちしています。