日本内科学会総会「医学生?研修医?専攻医の日本内科学会ことはじめ2023東京」において、本学医学部6年生3名が演題発表を行い、1名が「優秀演題賞」を受賞
画像スライド集
2023年4月15日に第120回日本内科学会総会「医学生?研修医?専攻医の日本内科学会ことはじめ2023東京」において、本学医学部6年生の上林峻さん、谷口祥貴さん、中林さやかさん(五十音順)の3名が演題発表を行いました。上林峻さんの発表演題は、日本内科学会から「優秀演題賞」として選定されました。本賞は、医学生?研修医?専攻医セッションの演題のうち、優秀な発表として選出?表彰されたものです。
3名の発表演題については下記のとおりです。
「5年の経過で消失した炎症性偽腫瘍の一例」
上林 峻(札幌医科大学 医学部6年)
「Infliximabによる維持療法中に血管炎を併発したCrohn病の一例」
谷口 祥貴(札幌医科大学 医学部6年)
「ステロイド治療によって機能性消化管障害が改善したIgG4関連疾患の一例」
中林 さやか(札幌医科大学 医学部6年)
A case of IgG4-related gastrointestinal disease diagnosed from persistent diarrhea and abdominal pain
Takehiro Hirano, Yujiro Kawakami, Sayaka Nakabayashi, Kohei Wagatsuma, Keisuke Ishigami, Yoshiharu Masaki, Ayako Murota, Masatoshi Kanda, Shintaro Sugita, Kenji Notohara, Hiroshi Nakase
Gastro Hep Advances 2023; 2: 1089–1092.
「5年の経過で消失した炎症性偽腫瘍の一例」
上林 峻(札幌医科大学 医学部6年)
「Infliximabによる維持療法中に血管炎を併発したCrohn病の一例」
谷口 祥貴(札幌医科大学 医学部6年)
「ステロイド治療によって機能性消化管障害が改善したIgG4関連疾患の一例」
中林 さやか(札幌医科大学 医学部6年)
A case of IgG4-related gastrointestinal disease diagnosed from persistent diarrhea and abdominal pain
Takehiro Hirano, Yujiro Kawakami, Sayaka Nakabayashi, Kohei Wagatsuma, Keisuke Ishigami, Yoshiharu Masaki, Ayako Murota, Masatoshi Kanda, Shintaro Sugita, Kenji Notohara, Hiroshi Nakase
Gastro Hep Advances 2023; 2: 1089–1092.
- https://www.ghadvances.org/article/S2772-5723(23)00112-7/fulltext 外部サイト
- https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2772572323001127 外部サイト
<上林峻さんのコメント>
この度「医学生?研修医の日本内科学会 ことはじめ 2023 東京」に参加し、「5年の経過で消失した炎症性偽腫瘍の一例」について発表をさせていただき、優秀演題賞を受賞することができました。学会発表を行うのは今回が初めてで不安なことだらけでしたが、指導医の沼田先生をはじめ多くの先生方に支えられ、発表を迎えることができました。当日学会会場での発表での緊張はこれまで経験したことのないものでしたが、優秀賞を受賞することができ非常に嬉しい想いです。この経験は今後の長い医師人生での大きな財産になると共に、今度は医師として学会発表してみたいというモチベーションになりました。最後になりますが、この度は貴重な機会を与えてくださった仲瀬教授、ご指導いただいた沼田先生をはじめ消化器内科学講座の先生方に心より感謝申し上げます。
<谷口祥貴さんのコメント>
この度は、「医学生?研修医の日本内科学会ことはじめ2023東京」にて「Infliximabによる維持療法中に血管炎を併発したCrohn病の一例」を発表させていただきました。学会発表は初めてのことで大変不安でしたが、指導医の我妻先生をはじめ消化器内科学講座の先生方の丁寧なご指導のおかげで、無事発表を終えることができました。また、学生のうちに学会に参加することで多くの刺激を得ました。大変貴重な経験となり、この経験を今後の学習に活かしていきたいと思います。最後になりますが、このような機会を与えて下さった仲瀬教授、消化器内科学講座の先生方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
<中林さやかさんのコメント>
この度は、「医学生?研修医の日本内科学会ことはじめ2023東京」におきまして「ステロイド治療によって機能性消化管障害が改善したIgG4関連疾患の一例」という演題で発表いたしました。初めての学会発表であり、また留学と並行して準備を進める必要があったため不安もありましたが、先生方のお力添えを賜りまして無事発表を終えることができました。論文を通してIgG4関連消化管病変についての知識を深められただけでなく、現代にあって、未だ未解明の分野があることを知り、研究活動の重要性を改めて感じました。最後に、このような貴重な機会を設けていただきました仲瀬教授、ご多忙の中ご指導いただきました川上先生および消化器内科学講座の皆様に心より感謝申し上げます。