理事長?学長室だより -8号- 平成29年11月17日発行
はじめに
あっという間に夏が過ぎ、秋が到来し、それもすぐさま通り過ぎようとしています。
今年は、インフルエンザの発生が例年より早いそうですが、予防ワクチンの供給が追い付いていないとのことです。大学では病院の教職員の接種を優先せざるを得ない状況です。そのため、個人的に某クリニックに電話したところ在庫なしとのことであっさり断られました。別の対策も考えなければならないようです。
平成28年度業務実績に関する評価結果が公表されました
本年8月30日に知事の附属機関である北海道地方独立行政法人評価委員会から、本学が提出した当該事業年度における業務実績についての評価が公表されました。
平成28年度の年度計画については「概ね順調に進んでいる」との全体評価を受けました。入試における合否判定ミスと大学内のパソコンのウィルス感染事案が、他に及ぼす影響が重大であるとして、法令遵守に関しB評価「十分実施していない」と評価され、「運営」の評価で「やや遅れている」との結果となりました。
同様の事態を繰り返すことがないよう、今後は、しっかりと対応策に取り組んでいきます。
第二期の最終年度となる平成30年度の年度計画の策定も年末から始まります。今回の評価結果をしっかりと受け止め、今後の取組が第3期中期計画に繋がるステップとなるよう、引き続き教職員の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
平成28年度の年度計画については「概ね順調に進んでいる」との全体評価を受けました。入試における合否判定ミスと大学内のパソコンのウィルス感染事案が、他に及ぼす影響が重大であるとして、法令遵守に関しB評価「十分実施していない」と評価され、「運営」の評価で「やや遅れている」との結果となりました。
同様の事態を繰り返すことがないよう、今後は、しっかりと対応策に取り組んでいきます。
第二期の最終年度となる平成30年度の年度計画の策定も年末から始まります。今回の評価結果をしっかりと受け止め、今後の取組が第3期中期計画に繋がるステップとなるよう、引き続き教職員の皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
大学認証評価に係る財団法人大学基準協会の「実地調査」の実施について
9月28日、29日の2日間にわたって、大学基準協会による実地調査が行われました。本学では、これまで約2年間の時間をかけ、自己点検評価委員会において大学が自らの現状と課題を的確に把握し、改善?改革の取組みに向けて各学部に設置した分科会で具体的な検討?協議等を進め、本年3月に「自己点検?評価報告書」として取りまとめ、認証評価機関である大学基準協会による書面審査を受審しました。 今回の実地調査では、学長である私をはじめ本学関係者へのヒアリングや施設見学、学生へのインタビューが実施され、今回、来学いただいた4名の評価委員の方々から、専門的な知見や識見に基づいた本学の教育、研究活動に対するご意見をいただきました。
今後、大学基準協会において評価結果の妥当性等を確認し、来年3月を目途に最終的な評価結果が示されることになっています。
学外からの評価も十分に踏まえながら、大学の教育、研究、その他の諸活動の質の向上など、さらに高い水準を目指して全学をあげて取り組んで行きたいと考えています。
実地調査に関してご協力をいただきました教職員、学生の皆さま、大変ご苦労さまでした。改めて感謝申し上げます。
今後、大学基準協会において評価結果の妥当性等を確認し、来年3月を目途に最終的な評価結果が示されることになっています。
学外からの評価も十分に踏まえながら、大学の教育、研究、その他の諸活動の質の向上など、さらに高い水準を目指して全学をあげて取り組んで行きたいと考えています。
実地調査に関してご協力をいただきました教職員、学生の皆さま、大変ご苦労さまでした。改めて感謝申し上げます。
北海道アイヌ協会主催による平成29年度の札幌医科大学イチャルパを実施しました
10月4日、本学学内特設会場にて、平成29年度の札幌医科大学イチャルパを実施しました。
イチャルパは、平成18年10月に北海道アイヌ協会と締結した「札幌医科大学保管のアイヌ人骨の受入?管理?返還等についての覚書」に基づき、本学がお預かりするアイヌ民族のご遺骨を供養するため、同年から毎年10月に実施しています。
当日はあいにくの悪天候でしたが、実施及び準備などにご尽力いただいた関係者の方々、ありがとうございました。
イチャルパは、平成18年10月に北海道アイヌ協会と締結した「札幌医科大学保管のアイヌ人骨の受入?管理?返還等についての覚書」に基づき、本学がお預かりするアイヌ民族のご遺骨を供養するため、同年から毎年10月に実施しています。
当日はあいにくの悪天候でしたが、実施及び準備などにご尽力いただいた関係者の方々、ありがとうございました。
中学生メディカルセミナーの開催
9月23日(土?祝)、北海道新聞社 道新ぶんぶんクラブとの共催により、「中学生メディカルセミナー」を開催しました。札幌近郊や釧路市、函館市など、道内各地域の100名を超える中から選ばれた中学生29人が参加しました。
中学生は5つのグループに分かれて、《1》気管支鏡シミュレーター体験《2》骨の模型を使った骨接合《3》手術支援ロボットダビンチのトレーニングマシン体験《4》心肺蘇生と自動体外式除細動器(AED)実習《5》人工皮膚の縫合の5つのプログラムから3つを体験しましました。
このように本学では高校生だけでなく、中学生にも裾野を広げ、医療職への仕事に関する興味を持っていただく機会を提供しています。参加した中学生には、ぜひ札幌医科大学を目指して勉学に頑張ってもらいたいと思います。
附属病院の整形外科、呼吸器?アレルギー内科、泌尿器科、高度救命救急センター、形成外科の先生方には大変お世話になりました。また、本セミナーの開催につきましては、ジョンソン?エンド?ジョンソン デピューシンセスジャパン様より多大なご協賛を頂きました。
中学生は5つのグループに分かれて、《1》気管支鏡シミュレーター体験《2》骨の模型を使った骨接合《3》手術支援ロボットダビンチのトレーニングマシン体験《4》心肺蘇生と自動体外式除細動器(AED)実習《5》人工皮膚の縫合の5つのプログラムから3つを体験しましました。
このように本学では高校生だけでなく、中学生にも裾野を広げ、医療職への仕事に関する興味を持っていただく機会を提供しています。参加した中学生には、ぜひ札幌医科大学を目指して勉学に頑張ってもらいたいと思います。
附属病院の整形外科、呼吸器?アレルギー内科、泌尿器科、高度救命救急センター、形成外科の先生方には大変お世話になりました。また、本セミナーの開催につきましては、ジョンソン?エンド?ジョンソン デピューシンセスジャパン様より多大なご協賛を頂きました。
第49回日本医学教育学会大会について
8月18日(金)および19日(土)の2日間、第49回日本医学教育学会大会を開催しました。
本大会では、ノーベル化学賞受賞者である鈴木 章北大名誉教授に基調講演をいただくなど、お蔭様をもちまして1,000人を超える方々にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
御協力いただいた教職員の方々に改めて御礼申し上げます。
本大会では、ノーベル化学賞受賞者である鈴木 章北大名誉教授に基調講演をいただくなど、お蔭様をもちまして1,000人を超える方々にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
御協力いただいた教職員の方々に改めて御礼申し上げます。
それでは、日々、寒くなってきていますので、くれぐれも健康には留意してください。