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令和6年度 新人看護職員対象 研修報告
「フィジカルアセスメントⅡ」令和6年11月
令和6年9月12日~10月24日の間の5日間でフィジカルアセスメント研修第2弾となる「フィジカルアセスメントⅡ」を開催しました。フィジカルアセスメントⅠで学んだ知識と技術を模擬環境下で実際に体験し、既習の知識を思い出しながら「患者は今どのような状態にあるのか」「必要な観察は何か」「何をどのように報告すると伝わりやすいか」を考えました。
他部門研修
フィジカルアセスメントⅡと同日に開催した「他部門研修」では、6部門(薬剤部、リハビリテーション部、中央滅菌?検査部、放射線部、院内 SPDセンター、検査部)のうち1つのグループ につき2部門を見学研修し、報告会を実施しました。報告会では、各グループで見学した部門について「各部門の役割」「協働する必要性」「チーム医療における看護師の役割」などをスライドにまとめ、プレゼンテーションしました。報告会を通して、見学しなかった部門についても役割を知り、患者の安全のために多職種との情報共有や連携?協働が不可欠であり、看護職としての責務や役割も学ぶことができました。
「フィジカルアセスメントⅠ-①?②」令和6年5月
当院のフィジカルアセスメント研修は5段階の研修構成となっており、ステップアップしながらフィジカルアセスメントに必要な知識と技術を学んでいきます。新人看護職員は、5段階のうち3段階までを1年間の研修で学びます。
令和6年4月11日(木)?12日(金)にフィジカルアセスメント研修第一弾となる「フィジカルアセスメントⅠ-①」を開催しました。急性重症患者看護専門看護師、クリティカルケア認定看護師である講師から、「呼吸器系」「消化器系」「神経系」のフィジカルアセスメントに必要な基礎的な知識について学んだ後、実際にモデル人形や受講者同士でフィジカルイグザミネーションを実施しました。正しいフィジカルイグザミネーションの方法と意図的な情報収集?観察の必要性について学ぶことができました。
5月9日(木)?10日(金)には、「フィジカルアセスメントⅠ-②」を開催しました。「循環器系」のフィジカルアセスメントに必要な知識を学ぶとともに、フィジカルアセスメントⅠ-①で学んだ知識を活用し、グループで「ABCDEアプローチ」に沿って模擬事例の正常?異常と緊急度?重症度を判断する演習を行いました。さらに「I-SBAR-C」を用いて模擬事例の状況について適切な報告を考えました。5年ぶりに対面で実施し、コミュニケーションを図りながら活発にディスカッションすることができました。
新規採用時研修令和6年4月
今年度は75名の新規採用看護職員を迎え、4月1日~5日までの5日間、新規採用時研修が行われました。辞令交付式では緊張する表情の中に、組織の一員として新たな決意も伺えました。
5日間の研修では病院の理念と社会人?組織の一員としての心構えを学びました。更に講義や演習を通して接遇や、看護支援システムの基本操作、感染管理?予防技術、静脈血採血などを学び、臨床場面ですぐ実践に繋がる内容の研修となりました。
5日間の研修の中で同期との交流もあり、不安と期待の中、新たな一歩を踏み出しました。