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令和6年度 新人看護職員対象 研修報告
「フィジカルアセスメントⅠ-①?②」令和6年5月
当院のフィジカルアセスメント研修は5段階の研修構成となっており、ステップアップしながらフィジカルアセスメントに必要な知識と技術を学んでいきます。新人看護職員は、5段階のうち3段階までを1年間の研修で学びます。
令和6年4月11日(木)?12日(金)にフィジカルアセスメント研修第一弾となる「フィジカルアセスメントⅠ-①」を開催しました。急性重症患者看護専門看護師、クリティカルケア認定看護師である講師から、「呼吸器系」「消化器系」「神経系」のフィジカルアセスメントに必要な基礎的な知識について学んだ後、実際にモデル人形や受講者同士でフィジカルイグザミネーションを実施しました。正しいフィジカルイグザミネーションの方法と意図的な情報収集?観察の必要性について学ぶことができました。
5月9日(木)?10日(金)には、「フィジカルアセスメントⅠ-②」を開催しました。「循環器系」のフィジカルアセスメントに必要な知識を学ぶとともに、フィジカルアセスメントⅠ-①で学んだ知識を活用し、グループで「ABCDEアプローチ」に沿って模擬事例の正常?異常と緊急度?重症度を判断する演習を行いました。さらに「I-SBAR-C」を用いて模擬事例の状況について適切な報告を考えました。5年ぶりに対面で実施し、コミュニケーションを図りながら活発にディスカッションすることができました。
新規採用時研修令和6年4月
今年度は75名の新規採用看護職員を迎え、4月1日~5日までの5日間、新規採用時研修が行われました。辞令交付式では緊張する表情の中に、組織の一員として新たな決意も伺えました。
5日間の研修では病院の理念と社会人?組織の一員としての心構えを学びました。更に講義や演習を通して接遇や、看護支援システムの基本操作、感染管理?予防技術、静脈血採血などを学び、臨床場面ですぐ実践に繋がる内容の研修となりました。
5日間の研修の中で同期との交流もあり、不安と期待の中、新たな一歩を踏み出しました。