センター長ご挨拶｜札幌医科大学附属病院看護キャリア支援センター

センター長ご挨拶

　みなさん、こんにちは。

　札幌医科大学附属病院看護キャリア支援センター長の工藤美幸です。

　当センターは2014年4月に開設しました。附属病院看護部と保健医療学部看護学科?助産学専攻科の連携のもと、看護職員の実践能力と指導?教育力の向上、看護学科学生に対する教育研究相互協力に取り組んで参りました。

　病院職員にはラダー別研修、専門分野の実践力レベルアップコース、院内認定エキスパートナースコースなどの研修の企画?運営と評価を実施しています。

　新卒看護職員には新人看護職員研修ガイドラインに添った充実した教育を提供しています。認定看護師や専門看護師になど、豊富な人材を講師に据え、年間100時間近くの研修時間を確保しています。職場適応支援やメンタルヘルスにも力を入れ、新人看護職員の離職率低減に成果を上げています。

　また、北海道内の医療機関へ当院の研修プログラムを紹介し、他施設の看護職の方にも研修にご参加いただき、ともに学ぶ機会となっております。

　看護学科の学生には附属病院看護師との交流の場を設け、学年に応じて、実習への不安解消や、卒後のキャリアを考える機会を提供しています。また、実習指導者連絡会議の開催や、実習指導マニュアルを整備し、臨床実習指導の質向上に取り組んでいます。

　これからもセンター職員とともに病院看護職員と看護学科学生のキャリア形成支援、および北海道の看護の発展に寄与できるよう尽力して参ります。

看護キャリア支援センター長　工藤　美幸